石和駅前通り沿いの一風変わったおもしろいお蕎麦が食べられる 蕎麦とみた

お店の前を通るたびに気になっていたお蕎麦屋さんです。
少々入りにくい雰囲気がありましたが、店主はとても気さくな感じの方で、ちょっと安心。
店内に入るとカウンター席、テーブル席があり、奥には個室もあるようです。個室には外の扉から直接入れるというちょっと変わった作り。また以前はスナックかパブのようなお店だったため、窓が少なく、少し暗めの店内。

ランチはお蕎麦となりますが、夜は居酒屋になるようで、メニュー表以外にもおつまみ系もあり。

冷たい蕎麦
盛り蕎麦 正油	600円
盛り蕎麦 塩出しつゆ	600円
俺のざる蕎麦	800円
冷やし肉蕎麦	800円

温かい蕎麦
かけ蕎麦	500円
のり蕎麦	600円
きつね蕎麦	700円
焼きとろろ蕎麦	800円
肉蕎麦	800円

お店一押しの「俺のざる蕎麦」。なにやら得体の知れない泡と色々な種類の薬味がのってきました。

手打ちではないようですが、お蕎麦は角ばったもちもちっとした食感。

蕎麦つゆが2種類ついています。向かって左が塩だしつゆ。右が正油つゆ。
まずはそれぞれのつゆで蕎麦を味わいます。
塩だしつゆはしっかり目の塩分にだしの旨味が鼻に抜けます。これもありかもと思わせます。正油つゆも甘く濃い目。

そして誰もが気になるこの泡の正体。塩だしつゆをエスプーマにしたもの。
液体の時より、塩気が抑えられて旨味が口の中に残り、シュワシュワっと消える感じがおもしろい！
これをそばに直接乗せて一口。
うずらの卵を混ぜるとよりクリーミーに。

左上から、ワサビのムース、大葉、胡麻、ネギ、うずらの卵、みどりのラー油。
ワサビのムースは辛味が抑えられ、ワサビの香りが感じられます。みどりのラー油はお店の自家製。
赤唐辛子ではなく青唐辛子でつくるから色が青いとのこと。赤いラー油ほど風味が主張しないから蕎麦の風味を殺さず、程よいアクセントになります。
色々薬味をのせたり、入れたり、混ぜたり、お好みで味変しながら食べられる珍しいお蕎麦でした。しかも800円とリーズナブル。

日によっては一日中営業していることもあるようです。
そういったところもまた一風変わっていますよね。