少し前に増富の湯へ行って泉質がとてもよかったことから、今回は一泊で湯湯治をしに行った増富温泉 不老閣の紹介。
最近泊りで出かけることはなくなったので、久しぶりのお泊りです。
この日は一泊2食付き、八畳(畳)で12,000円の部屋に宿泊しました。
建物はかなり古く老朽化していますが、スタッフたちが清潔に保っています。
ただ部屋にトイレがなく、共同で使わなくてはならないのでちょっと面倒でした。
頼んでおけば、到着前に布団を敷いてくれお湯に入ったらすぐにゴロッとできるようにしてくれる配慮もあります。
お土産コーナーや喫茶室が1階にあり、湯上りにコーヒーなどが飲めるようになっています。
不老閣は瑞牆山の麓にあるので、登山好きな天皇陛下が皇太子時代に訪れたことがあるそうです。
その時に出された器などが飾ってあります。
喫茶室にはビクター犬を始め、いろいろな置物が置いてあります。
温泉施設は残念ながら撮影できないのですが、基本的な入り方は上がり湯(41度)に入り、温まったらラジウム温泉(30度〜)に浸かり、もう一度繰り返し、最後に上がり湯で温まって出るというもの。
ラジウム温泉は茶色く濁ったお湯で塩辛く、鉄分の香りがします。
男湯と女湯は1日ごとに入れ替わり、両方入ると7種の湯が楽しめます。また館の外に出ると岩風呂がありワイルドな入浴ができますよ。
一泊ぐらいでは湯治にならないかもしれませんが、それでも4回お風呂に入りました。
食事は野菜中心のメニュー。食堂の席は驚くことにほぼ埋まっていました。
県外からの湯治客も多く、2泊以上する方もいるようです。
チェックアウトが11時なので、朝食後もお風呂に入れる時間があります。
秋は紅葉がとても美しいとのことなので、瑞牆山の紅葉も見つつまた訪れたいです。
増富温泉 不老閣
住所 | 山梨県北杜市須玉町小尾6672 |
電話番号 | 0551-45-0311 |
駐車場 | あり |