近くを通ったので寄ってみた恵林寺の紹介。
恵林寺は甲斐における臨済宗の中心であり、甲斐武田氏の菩提寺に定められたお寺です。
参道の先には赤門が見えます。

訪れたときはまだ燈台躑躅が紅葉していました。綺麗だったな〜。

この三門は天正10年、織田軍に恵林寺が攻められた際に快川紹喜が「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」と偈を発して焼死した有名な三門です。

その後再建された三門には「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」の偈が扁額として掲げられています。

庭園は紅葉が色づき色鮮やか。本堂内の庭園もそれは見事なのですが、今回は入らず。

本殿の屋根にある鬼瓦と同じ大きさの瓦が展示されていました。2m以上の大きさです。昔の職人さん達はどうやって持ち上げたのでしょうね〜。

またこの辺り一帯はころ柿づくりの産地。この時期は各家々の軒先は柿色のカーテンで美しく染まります。
一度見にきて頂きたいものです。

住職さんたちが食べる漬け物にするのでしょうか。大根が本堂入口付近に干してありました。

その傍らには悟り切ったようなお顔のワンコ。それとも大根の見張り番か?

宝物殿には重要文化財(国指定)の太刀などもありますので、山梨に来た際には是非お立ち寄りください。

恵林寺
住所 | 山梨県甲州市塩山小屋敷2280 |
電話番号 | 0553-33-3011 |
営業時間 | 8:30~16:30 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | あり |