築170年の古民家をリノベした落ち着いた空間でイタリアンを NODO 二川 伊料理店

SNSやアンテナ高い女性たちから最近よく耳にしていたNODO　二川 伊料理店の紹介。
お店のサインからして渋い！

このNODOは以前Sakka zallaに参加いただいている「オカユキコ」さんという作家さんのギャラリー兼、お住まいだったのです。昨年頃オカさんに作品に注文が入ったと連絡を入れた際に「引っ越すんです。ギャラリーと家はイタリアンのお店になるんですよ。」ということも伺っていました。取材をさせていただいた際のギャラリーだった場所の写真です。写っているのは旦那さんの手がけたオブジェとオカさんの作品。

お店の敷地に入る際の入り口は、イタリアンというよりは和食屋さんのような趣です。

お店の入り口には古道具がさりげなく飾ってあります。

入り口から店内を見た写真になります。広い吹き抜けの空間が心地よく、奥は小上がりとなっていて相席の大きなテーブルがあります。
今回は相席のテーブル席となりました。テーブルは掘りごたつになっているので、座りやすいです。
撮影用の小物に使用する古材を諏訪にある「ReBuilding Center JAPAN」へ探しにたまたま最近出かけたのですが、ホームページを見てみるとNODOのインテリアや家具は ReBuilding Center JAPAN　略してリビセンさんが手がけたそうです。

土間だった場所にはおしゃれカウンターができていました。働いているスタッフもみんなおしゃれ！

小上がりの一番奥、床の間部分にはオカさんの旦那さんの作品が飾られていました。

小上がりから土間を見た感じも素敵です。

さて、ここからはお料理。この日は友人と奮発して2,500円のランチコースを予約していました。
ジュースはコースに含まれませんでしたが、紫蘇ソーダやオレンジジンジャーエールなど手作りのドリンクメニューが多く、思わず注文。400円ぐらいでしたかね〜。

前菜？になるのかしら、冷静茶碗蒸しです。おっとイタリアンのお店だけれど和のお料理も出るのかとちょっとびっくり。
お出汁の効いた冷たい茶碗蒸しに色々な薬味がのった大人の味わいです。上にはカラスミものっちゃってます。

スープは暖かいかぼちゃのポタージュ。オリーブオイルとコショウにペッパーが入っていて、少しピリッとした辛みがアクセントとなったポタージュでした。

こちらも一応前菜となるアンティパストの盛り合わせ。イチジクとクリームチーズ、菊の花を合わせたり、蒸し鶏とキュウリを合わせたりと和と伊を融合したお料理でした。

で、プリモ・ピアット。パスタは3〜4種類ぐらいから選べたと思います。
こちらは夏野菜とベーコンのトマトソースパスタ。野菜の甘みと旨みがトマトソースをさらに美味しくさせます。大きめに切ったベーコンが入っているのであっさりしすぎず食べた感がありました。

青いお皿が印象的なエビとズッキーニのクリームトマトパスタ。プリッとしたえびとクリームソースがとても美味しい一皿でした。

パンはローズマリー入りのフォカッチャ。スタッフはハーブが少々苦手なので、普通のパンがいいなぁなどと・・。

セコンド・ピアット。要はメインです。低音でじっくりと火を通した豚肉のコンフィですね。タマネギをじっくり炒めて作ったという香ばしくも甘さのあるソースが絶品。そしてお肉めちゃくちゃ柔らかい。手前に見えるのはほうずきです。はじめてほうずきの実を食べましたが、甘みと酸味のバランスがよく美味しいものなんだな〜と。

ドルチェも盛り合わせで。器に入っているのがティラミス、ぶどうのケーキ、アイスですが、洋酒の香りのする大人味のデザートでした。

心地よい古民家で友人と話しながら食べる美味しい昼食はストレス発散。

ランチは1,500円のお手頃なパスタランチもあるので、今度はそちらも食べたい！