峡東地区に春一番を告げる例祭 山神宮祭典(お天狗さん)

今夜0:00から始まる山神宮祭典(通称 お天狗さんのお祭り)の紹介。
今年は先日の大雪でどうなるかと思われましたが、氏子の方が雪かきをし何とか開催にこぎ着けました。
例祭は21日と決められています。その由来は当組21戸の鎮守であることから、古くから21日を祭日と定め、2月と8月に行われています。 (8月は屋台などは出ません。)
峡東地区に春一番を告げる例祭として古くから地元の人々に愛されてきたお天狗さんのお祭り。
社務所の近くでは梅が小さな花を咲かせていました。

山神宮祭典(お天狗さん)梅
山神宮祭典(お天狗さん)梅

祭神は大山祗命(おおやまつみのみこと)で、浅間神社の祭神・木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の父君にあたります。
安永元年(1772)に作られた御玉串も保存されているため、火伏の神、家運繁栄の神としても知られ、弘化2年(1845)3月13日神祇宮統領伯王より、正一位山神宮として奉遷され、天狗の面一面があるため、「お天狗さん」として親しまれてきました。

山神宮祭典(お天狗さん)
山神宮祭典(お天狗さん)

本殿は裏山の中腹にあり、そこで0:00から矢立てを型どった縁起物の金札が本数限定で販売されます。
が、今年は本殿まで雪のため行くことが出来ず、社務所で販売される様です。

山神宮祭典(お天狗さん) 社務所
山神宮祭典(お天狗さん) 社務所

火の神様なので飲食店を経営される方などが多くこの金札を買い求めに来ます。
数は少ない様ですが、屋台も出ますのでぜひお出かけください。

山神宮祭典(お天狗さん)
山神宮祭典(お天狗さん)

山神宮祭典(お天狗さん)

住所山梨県笛吹市石和町松本 山神宮
開催時間毎年 2月21日 0:00〜18:00
駐車場なし